思わず「パスタのお店」と思ってしまうがなんと!お好み焼き屋さん。現在は首都圏に17店舗ある「ぱすたかん」1号店がオープンしたのは1976年。当時はまだ「パスタ」という言葉は一般的ではなかった。パスタ(pasta)は、イタリア語で小麦粉を使った料理の総称を意味している。つまり、お好み焼ももんじゃ焼きも“パスタ”というわけだ。
池袋サンシャインシティで約18年間営業している「ぱすたかん」は昨年11月にリニューアルオープン。リニューアルにあたって地元出身の社長・岸野禎則さんが「店舗にテーマ性をもたせたい!」ということで、店内の壁面に豊島に伝わる民話をアレンジすることになった。38話ほどある民話から選ばれたのは『「お」の字』『吉多明神』『池と袋と亀の話』『すすきみみずく』『力くらべ』の5話で心が温まる。まるで大きな絵本を読んでいる感じである。
「親子で来店され、民話を楽しみながら大いにお好み焼きを味わってほしい」と店長の梅田雄介さんは言う。中でも『池と袋と亀の話』をモチーフにした「池と袋と亀のもんじゃ」がお勧めという。
※「豊島の選択」の読者には会計時に10%オフのサービス(4月30日まで)をしてくれる。(2012.3月号より)
【池袋ぱすたかん】
豊島区東池袋3-1-1サンシャインシティアルパ
B1味の小路 電話番号 03-5992-0976
営業時間 11:00~23:00(L.O.22:15)
ランチ 月~金 11:00~14:00(平日のみ)
年中無休